瀬戸神社(横浜市金沢区瀬戸)
1180年(治承4年) 源頼朝が六浦津(金沢区)に伊豆三嶋明神を勧請して瀬戸神社を創建。
六浦津が鎌倉幕府の交易港として発展する礎となった。
今も人と車の賑わいの中にある瀬戸神社は、鎌倉時代、東国で最も賑わう水・陸の交通の要衝であった。
「瀬戸内海」という内海が六浦と金沢の間に入り込み、その最も狭い瀬戸神社の前には対岸の金沢へ通じる橋が架けられていた。
瀬戸橋を渡り16号線の喧騒から逃れるように、「旧16号線」をいく。
(洲崎・町屋方面からみた六浦津(現在の平潟湾))
洲崎から寺前へと向かうこの旧道は、野島との間の海岸に長く伸びた洲に形作られた中世の市街路である。
神社、仏閣、史跡の間に老舗の鰻屋や蕎麦屋、商店が並ぶこの道は最近「金沢歴史の道」とネーミングされ、ここちがよい。
(八景島からみた町屋・称名寺方面)
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